市民代表は市長か市会か?

私は令和元年5月から2年間、青葉区選出議員として初となる横浜市会議長を務めました。議長公務の中で印象に残った講演をご紹介します。

 テーマは「市長と市議会どちらが真の市民代表か」。皆さんはどちらだと思いますか?国政と違い、地方政治は市長と市議会は別々の選挙で代表者を選ぶ「二元代表制」です。講師は「市長選挙が無投票でない限り、議会選挙で当選した議員の合計得票率、得票数は市長よりも上回るので、市議会こそが多様性ある真の市民代表である」と結論付けていました。ちなみに前回の市長選挙では山中市長の得票率は33・6%で、前回の市会議員選挙で当選した議員の合計得票率、得票数をはるかに下回っています。

 市長は1人ですが、市会は86人の合議体です。私は議長として、議論を尽くし、市民に最適な最大公約数を求め、結論を出す場が議会であると考え、任期を務めました。

 今年も「新政厚徳」を宜しくお願いします。
 次回は2月23日です。

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